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XSi

XSiは海外を軸に拠点を展開し、第三者保守をはじめとしたソリューションを提供している企業です。ここでは、XSiの第三者保守の特色や対応可能な機器メーカー、その他のソリューションに関する情報をまとめています。

XSiの第三者保守DATA

会社名XS International,LLC.
主な事業内容ITメンテナンス、プロフェッショナルサービス、ガバメントソリューション
対応可能な機器メーカーDELL/富士通/日立/シスコ/HYPE/ジュニパーネットワークス/リバーベッド/F5/IBM/レノボ/SGI/オラクルなど
設立年1990年
実績に
関する表記
165ヶ国で10,000社の顧客をサポート(※1)
対応地域
・拠点
日本国内については表記なし

※1 参照元:XSi

XSiは1990年に創設され、ハードウェアの価値の最大化およびコスト削減を実現するために、企業のIT資産ライフサイクル管理とサポートを行なっています。また、第三者保守サービスも提供し、レガシーサーバーやストレージ、ネットワークハードウェアなどの延伸を実現。30ヶ国で直接事業を展開しているほか、45のグローバルオフィスと370のグローバル拠点を抱えている企業です。

第三者保守の会社を選ぶ際は、保守の種別やパーツの備蓄量に注目するのがポイント。保守の種別には「オンサイト保守」「センドバック保守」「スポット保守」など複数の種類があり、自社が求めるサービスに対応しているかどうかの確認が必要となるからです。また、パーツの備蓄量が多いほど幅広いメーカーや製品に対応していることが予想でき、柔軟な対応が期待できます。

保守の種別やパーツのストックが豊富な会社をチェックして、自社の目的に合う会社を選びたい方は、ぜひ以下のページをご覧ください。

保守の種別やパーツのストックが豊富な
第三者保守サービスの会社3選

XSiの第三者保守に関する特徴

ITインフラシステムのメンテナンス実績36万件以上

XSiは35ヶ国にある直接拠点を含め、世界各国に400以上の拠点を展開しています。165ヶ国、1万社以上の顧客をサポートしており、ITインフラシステムのメンテナンスについては36万件以上の実績あり。豊富なグローバル拠点の強みを生かして85万点の在庫を有しているほか、23万5,000点のスペアパーツを毎年納入しているため、国内では入手が難しいパーツでもXSiなら調達できる可能性があります。

日本にも子会社はありますが、拠点の場所や対応エリアについては公式HPで確認できませんでした。海外に拠点がある、または新たに拠点を展開する際に、保守委託の候補として選択肢に入れておくと良いかもしれません。

独自のサポートで運用費の削減に貢献

XSiでは独自のITインフラシステムのサポートとメンテナンスサービスを提供しており、メーカー保守と比べて平均60%以上の運用費削減を可能にしています。主に海外で事業を展開している企業というのもあって、対応しているメーカーは海外の会社がほとんどです。日本のメーカーとしては、富士通のサーバーや日立データシステムズストレージの第三者保守に対応しています。

また、XSiではデータ・ストレージ・ハードウェアの第三者保守を受けるにあたって、顧客からのRFP(提案依頼書)やRFI(情報提供依頼書)を歓迎しているとのこと。特殊なメンテナンス相談も積極的に受け付けており、顧客の要望や情報収集に応えたいという姿勢や技術力への自信が伺えます。

XSiの第三者保守事例

XSiの第三者保守・EOSL保守サービスに関する事例はありませんでした。

XSiのその他のソリューションについて

XSiが提供している第三者保守以外のソリューションには、オンサイトで技術的な専門知識とサポートを提供するSmartHands&IMACをはじめ、データ復旧やIT資産の処分、データセンターの移転サービスがあり。そのなかから、SmartHands&IMACとデータ復旧について紹介します。

SmartHands&IMAC

XSiのSmartHands&IMACは、ハードウェアのプロジェクトや要件に対し、オンサイトで技術的な専門知識とサポートを提供するサービスです。対象エリアは北米、EMEA、LATAM、APACの各地域。24時間365日体制でサービスを提供でき、支店やリモートオフィスの人員を抑えることが可能。

さらに、一時的または短期間のプロジェクトのために専任技術者を雇用する必要がなくなり、人件費を抑えられるメリットもあります。また、ハードウェアのインストールや移動、追加、変更などをXSiにアウトソーシングすることで、社内の技術チームをより優先度の高い作業に専念させられるのもポイントです。

データ復旧

XSiでは、さまざまなデバイスのデータ復旧に対応しています。対応可能なサービスとしては、データベース復旧をはじめ、ハードディスクデータ復旧やオンサイトデータ復旧、ランサムウェアの復旧、遠隔データ復旧、サーバー復旧などを展開。

ランサムウェアは感染したコンピュータをロックまたはデータを暗号化して、復元と引き換えにお金を請求するマルウェアです。また、お金を支払わなければ情報を暴露するといった暴露型の手法も登場し、被害が拡大しています。XSiではランサムウェア攻撃によって暗号化されたデータの復号と復元を行なった実績があり、暗号化による業務・サービス停止の被害を防ぐことが可能です。

第三者保守や延命保守を活用すべきシーンがどのようなものなのか具体的に知りたい方は、以下のページもチェックしてみてください。

第三者保守・延命保守を
すべきシーンについて見る

注目!第三者保守の専門業者一覧を見る
保守の種類やパーツのストックが豊富な
第三者保守サービス3選

全国に対応する第三者保守会社の中で、保守の種類が2種類以上あり、パーツのストックが10,000点以上の会社を選定。その中でも「障害時のスピード」「実績」「品質」というポイントで、おすすめの3社ピックアップしました。

最寄りの拠点から
自社エンジニアが駆付け
スピード
重視して会社を選ぶなら
ブレイヴコンピュータ
フィールドワン

引用元:ブレイヴコンピュータ公式HP
https://www.brave-com.jp/

注目ポイント
  • お客様の最寄りの拠点に契約顧客ごとの専用パーツを常時ストック。東京23区なら最速2時間、そのほかエリアも最短4時間でオンサイト保守(※)が可能
  • 24時間365日自社エンジニアがスタンバイ。パートナーを経由しないため、障害状況をしっかり把握したエンジニアによる素早い対応が実現
保守の種類
  • オンサイト保守
  • センドバック保守
  • スポット保守
全国2,000社10万台
をサポート
実績を重視して
会社を選ぶなら
データライブ
データライブ

引用元:データライブ公式HP
https://www.datalive.co.jp/

注目ポイント
  • 金融・通信・電力・公共などの社会インフラ企業を含む、全国2,000社10万台以上(※)の実績で、IT機器の長期稼働を支援
  • 社会インフラ企業の支援のため、自社工場内でパーツを修理・整備し、全量で品質検査&情報保管。保守手順の確立や障害対応専門の部門の保持など、保守品質全体の向上にも貢献
保守の種類
  • オンサイト保守
  • センドバック保守
    (パーツ保守)
ハイエンド機器・
大規模環境にも精通
品質を重視して
会社を選ぶなら
ネットワンネクスト
ネットワンネクスト

引用元:ネットワンネクスト公式HP
https://www.netone-next.co.jp/service/maintenance/

注目ポイント
  • ハイエンド機器や大規模環境にも対応可能な第三者保守のほかに、レンタルやECサイトを活用した中古再生品の販売まで、網羅的なサービスを提供
  • 保管している部材は明確な受入・出荷基準により検査し、良品と確認されたもののみを取り扱い。メーカーと遜色ない品質を担保
保守の種類
  • オンサイト保守
  • センドバック保守

【選定条件】

2024年2月29日時点、Googleで「第三者保守サービス」と検索して表示された公式HPのうち、第三者保守サービスを行っている25社を調査。「全国対応」「パーツ備蓄量が10,000点以上」「保守の種別が2種類以上」の会社のうち、以下の理由から3社を選定しました。

さらに、以下の理由から3社を選定しました。

ブレイヴコンピュータ:全国の主要都市にある拠点に、顧客の専用保守パーツをストックし、最速オンサイト保守時間を実現

データライブ:第三者保守の対応実績が最も多い

ネットワンネクスト:ハイエンド機器や大型設備機器の第三者保守に加えて、再生品の販売(ECサイト)やレンタルなど網羅的にサービスを提供

※最速2時間の対象:東京23区、平日8時から20時。対象機器:富士通PRIMERGY/ETERNUS