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対策としての第三者保守

サーバー老朽化のリスクと
対策としての第三者保守

サーバーの老朽化は、システムパフォーマンスの低下やセキュリティリスクの増加など、企業にさまざまな影響を及ぼします。サーバー老朽化がもたらすリスクの詳細と、第三者保守を活用した対策方法について分かりやすくまとめました。

サーバー老朽化によるリスクとは?

サーバーの老朽化が進むと、システム全体の信頼性が低下し、運用に支障をきたすリスクが大きくなるもの。以下にサーバー老朽化により生じる代表的なリスクとその影響について解説します。

老朽化によるパフォーマンス低下と障害リスク

老朽化したサーバーは、処理速度が低下し、動作が不安定になるため、業務に支障が出る可能性が高まってしまいます。古いハードウェアでは最新ソフトウェアやシステム要求に対応できず、処理速度やパフォーマンスが低下。また、部品の摩耗や寿命により故障率が上がり、予期せぬダウンタイムが発生するリスクも増加します。

こうした障害が頻発する、業務の効率が低下するだけでなく、最悪の場合はビジネス機会の損失にも繋がってしまうでしょう。

サポート終了による部品調達と保守コストの増加

サーバーの製造元によるサポートが終了すると、必要な部品の入手が難しくなるケースが多くなります。正規の保守サービスが提供されなくなると、代替品の調達や高額な部品の購入も必要となるものです。この結果、サーバーの維持にかかる保守コストが上昇する傾向があります。

長期的な運用を見込んでいる企業にとっては、サポート終了後の対応が大きな課題となるでしょう。

セキュリティリスクの高まり

老朽化したサーバーは、最新のセキュリティパッチやソフトウェアの更新が止まることが多いため、サイバー攻撃に対する脆弱性が残りやすくなります。既知のセキュリティホールが放置されることになり、外部からの攻撃を受けやすい状態が続きます。これにより、機密データの漏洩やシステムダウンなど、重大な被害が発生するリスクが増加。セキュリティの観点からも、定期的なサーバー更新や対策が必要です。

サーバー老朽化の対策方法

サーバーの老朽化に対する対策としては、主に「サーバーリプレース」と「第三者保守」の2つの方法が考えられます。それぞれの特徴とメリット・デメリットについて詳しく解説します。

サーバーリプレース

サーバーリプレースとは、老朽化したサーバーを新しいものに置き換えることです。この方法の最大のメリットは、最新技術を取り入れた高性能なサーバーにより、システムのパフォーマンスが向上する点です。また、セキュリティ面でも最新の防御対策を導入できるため、セキュリティリスクを軽減できます。

しかし、新規サーバーを導入するには高額な初期投資が必要で、計画的な予算編成が求められます。また、既存システムからの移行には慎重な準備が必要であり、短期間での導入が難しい場合もあるでしょう。

第三者保守

第三者保守とは、メーカー以外の保守サービスプロバイダによって、老朽化し

たサーバーを延命させる方法です。この方法では、メーカー正規の保守と比べてコストを抑えながら、必要な保守サービスを柔軟に提供してもらえるため、長期的なコスト管理に優れています。

例えば、部品調達もサポートされることが多く、老朽化したサーバーの運用を継続しやすくなります。また、保守期間やサポート内容を柔軟に設定できるため、企業の状況に応じたサポートが可能です。

特に限られた予算で運用する必要がある企業にとって相性のよい手段にな

りえるでしょう。

老朽化対策としての第三者保守のメリット

第三者保守を選択することは、サーバー老朽化対策として数多くのメリットを提供します。以下に、その代表的な利点を紹介します。

コスト削減と予算管理の安定化

第三者保守を利用することで、メーカーの正規保守に比べてコストを大幅に削減し、予算の安定化を図れるでしょう。企業は限られた予算内でITシステムを安定して運用することが可能になります。

例えば、固定料金のサポート契約を結ぶことで、年間のITコストの見通しを立てやすくし、予期せぬコストの発生を抑えられます。予算スケジュールが立てやすくなり、財務リスクに備えられる手段となるでしょう。

柔軟な保守期間とサポート内容

第三者保守の大きな特徴として、保守期間やサポート内容を柔軟にカスタマイズできる点が挙げられます。企業のニーズに応じて必要な期間のみサポートを受けることができ、運用コストの最適化が可能です。また、サポート内容も柔軟に変更できるため、特定のサーバーに重点を置いた保守サービスを受けられます。

部品調達のサポート

第三者保守プロバイダは、製造が終了したサーバーの部品も調達してくれます。また、第三者保守が持っている独自のネットワークを利用することで、手に入りにくい部品も確保できるため、環境にも優しい選択ともいえるでしょう。第三者保守の利用は部品の再利用を通じてサーバーの寿命を延ばし、持続可能なIT運用を実現することができます。

第三者保守会社を選ぶ際のポイント

第三者保守を導入する際には、信頼できる会社を選ぶ事が大切です。安定したサーバー運用をするために、保守会社を選ぶポイントを3つ紹介します。

パーツの備蓄量

第三者保守を選ぶ際、「パーツの備蓄量」は重要な要素です。メーカーの保守が切れた後でも、第三者保守サービスがどれだけのパーツを備蓄しているかによって、迅速かつ確実に修理や交換対応ができるかが決まります。備蓄が十分であれば、幅広いメーカーや製品に対応できるため、修理の待ち時間が短くなり、スムーズな保守対応が期待できるでしょう。

ただし、パーツがたくさんあれば良いというわけではありません。必要なパーツが適切に備蓄されていることが大切です。もし備蓄が限られている場合、特定の機器に対応できなかったり、在庫が不足して修理が遅れてしまうこともあります。そのため、保守の種別と併せて、パーツの備蓄状況も確認し、依頼先を選ぶことが重要です。

保守内容とサポート範囲

保守内容の範囲やリモートサポート、オンサイトサポートの違い、対応時間などを確認することは、安定したサーバー運用には欠かせません。例えば、24時間365日の対応が可能かどうか、オンサイト対応にどれくらいの時間がかかるのかなど、事前に確認しておきましょう。必要なときに確実なサポートを受けられるかどうかは大切なポイントになります。

契約内容の柔軟性とスケーラビリティ

第三者保守の契約には、企業の成長や変化に対応するための柔軟性が求められます。例えば、企業が急成長する場合や逆に縮小する場合、契約がその変化に対応できるかが重要です。スケーラビリティのある契約であれば、企業のニーズに応じた最適なサポートを受けられます。柔軟な対応は変化の激しいビジネス環境の中で競争力を維持するために大切です。

まとめ

サーバーの老朽化は、パフォーマンス低下、保守コストの増加、そしてセキュリティリスクの高まりといったさまざまな問題を引き起こします。こうした問題に対しては、サーバーリプレースや第三者保守といった対策が有効です。

リプレースは新しい技術による性能向上が期待できますが、コストや導入の手間がかかります。一方、第三者保守は柔軟なサポート内容でコストを抑えつつ、長期間のサーバー利用が可能です。

とはいえ、どちらの方法を選ぶ方は会社によって異なるため、迷ってしまう方も少なくないでしょう。その場合には一度、プロである専門家・業者へ相談するのがおすすめです。会社のニーズやご予算に合わせたアドバイスを得られるでしょう。

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