スポット保守とは保守契約を結ばず、問題発生時にその都度保守対応を依頼する方法です。
たとえば保守契約を結んでいる場合は、年間契約料として支払った料金に工賃や部品代が含まれていることがほとんど。しかしスポット保守では問題発生時の依頼の度に工賃や部品代、出張費などが請求されます。
なお、スポット保守はパーコール保守とも呼ばれており、保守会社によってはパーコール保守の名称でサービスを提供しています。
スポット保守のメリットは、月々の定額料金が発生しないことでしょう。機器に問題が発生しなければスポット保守サービスは必要ありませんから、一見ムダのないように考えられます。
しかし、依頼内容や依頼の頻度によっては費用が割高になることが多く、保守契約を結ぶ費用よりも高くなることもあるため注意が必要です。
スポット保守のデメリットは、先述した通り、保守契約と比べて費用が割高になりやすいこと。
また、スポット保守では問い合わせから故障部位の調査、修理見積、発注、修理という流れになりますが、保守契約を結んでいる場合に比べて対応に時間がかかってしまうこともあるようです。
修理に必要な部品が不足していればさらに期間がかかりますから、問題発生時にスピーディな対応を期待する場合は保守契約を結ぶ方がおすすめです。
スポット保守の「費用が割高になってしまう可能性がある」「修理対応に時間がかかる」という特徴を踏まえると、やはりスポット保守ではなく保守契約を結んでサポートを受ける方が安心でしょう。
たとえば使用頻度の低い機器や安価な機器であればスポット保守でも良いかもしれません。しかし、日頃使用している機器や業務に欠かせない機器などは保守契約を結び、年間(契約期間)を通して手厚いサポートを受けるのがおすすめです。
なお、保守契約では、契約期間中の修理やメンテナンスは回数に関わらず追加費用が発生しないことがほとんど。そのため、保守対応を依頼する可能性の高い機器ほど保守契約を結ぶ方が良いでしょう。
スポット保守を依頼したい場合、対象となる機器は保守契約で対応している機種と差はないようです。
なおスポット保守のみで対応可能な機器もあり、個人顧客や個人向け製品、中古機器(メーカーや製品による)などは保守契約を結べないことがあります。
スポット保守が抱える「修理対応のスピードが遅い」というデメリットを考慮すると、対応スピードが早い業者を選ぶべきです。また、依頼の度に工賃や部品代、出張費がかかるため、見積もり適正価格で提示してくれる業者選びも大切です。
コンピューター機器のサポート終了を意味するEOSLですが、EOSL保守や延命保守ではメーカーサポートの終了した機器に第三者保守を実施することで機器の使用可能期間を延長します。
スポット保守は一般的にメーカー対応が終了した機器のトラブルをその都度保守するものですから、「メーカーサポートが終了した機器を保守して延命を図る」という意味ではEOSL保守・延命保守と同様です。
ただ、EOSL保守や延命保守は保守契約を結ぶサービスとしていることがほとんどです。
全国に対応する第三者保守会社の中で、保守の種類が2種類以上あり、パーツのストックが10,000点以上の会社を選定。その中でも「障害時のスピード」「実績」「品質」というポイントで、おすすめの3社ピックアップしました。

引用元:ブレイヴコンピュータ公式HP
https://www.brave-com.jp/

引用元:データライブ公式HP
https://www.datalive.co.jp/

引用元:ネットワンネクスト公式HP
https://www.netone-next.co.jp/service/maintenance/
【選定条件】
2024年2月29日時点、Googleで「第三者保守サービス」と検索して表示された公式HPのうち、第三者保守サービスを行っている25社を調査。「全国対応」「パーツ備蓄量が10,000点以上」「保守の種別が2種類以上」の会社のうち、以下の理由から3社を選定しました。
さらに、以下の理由から3社を選定しました。
ブレイヴコンピュータ:全国の主要都市にある拠点に、顧客の専用保守パーツをストックし、最速オンサイト保守時間を実現
データライブ:第三者保守の対応実績が最も多い
ネットワンネクスト:ハイエンド機器や大型設備機器の第三者保守に加えて、再生品の販売(ECサイト)やレンタルなど網羅的にサービスを提供
※最速2時間の対象:東京23区、平日8時から20時。対象機器:富士通PRIMERGY/ETERNUS