ブレイヴコンピュータでは、メーカー保守が終了した機器や、システム更改までの一時的な期間に対応する「つなぎ保守」という第三者保守サービスを提供しています。自社エンジニアが常駐するコンタクトセンターで、24時間の問い合わせ受付を行っています。保守部材は、世界中の市場から調達したものを自社検品・エージングしてストックしたものを使用。最速で2時間目標でのオンサイト保守という素早い対応も魅力的な業者です。
※引用元:ブレイヴコンピュータ公式サイトhttps://www.brave-com.jp/tsunagi/detail/
第三者保守の会社を選ぶ際は、保守の種別やパーツの備蓄量に注目するのがポイント。保守の種別には「オンサイト保守」「センドバック保守(PCのみ)」「スポット保守」など複数の種類があり、自社が求めるサービスに対応しているかどうかの確認が必要となるからです。また、パーツの備蓄量が多いほど幅広いメーカーや製品に対応していることが予想でき、柔軟な対応が期待できます。
保守の種別やパーツのストックが豊富な会社をチェックして、自社の目的に合う会社を選びたい方は、ぜひ以下のページをご覧ください。
保守の種別やパーツのストックが豊富な
第三者保守サービスの会社3選
ブレイヴコンピュータの保守サービスは、自社運用のコールコンタクトセンターで24時間受け付けています。エンジニアが常駐しており、主要な国内外メーカーの機器に対応しています。
保守部材は、国内外で調達したものを自社で検品し、エージングをした上でストックしています。対応する機器は、サーバーはもちろんのこと、ストレージやネットワーク機器、テープ装置も含みます。これらの機器の保守を一括してブレイヴコンピュータに依頼することで、窓口を一本化し、効率のよい運用が可能になります。
ブレイヴコンピュータの保守用部材は、クライアントごとに「お客さま専用パーツ」として最寄りの拠点にストックされています。定期的にエージングがされており、障害発生時にはすぐに利用できるように配備がされています。しかも保守契約を複数年で結んだ場合は、保守パーツをワンショットで調達してくれます。
保守プランにはリードタイム4時間以内、土日祝日を含む翌日9〜17時でのオンサイト、平日のみ翌営業日の9〜17時にオンサイトといったプランが用意されています。これに加え、プレミアムプランではリードタイム2時間を目標にしてオンサイト対応するプランが用意されています。東京23区内・平日8〜20時、富士通のPRIMERGY・ETERNUSに限定されますが、障害時に他社を上回る迅速な対応を提供することが可能です。
ブレイヴコンピュータの「つなぎ保守」には、以下のサービスレベルアグリーメント(SLA)に応じたプランがあります。
契約期間は、最短1年から最長10年まで柔軟に設定可能です。
ブレイヴコンピュータは、他の第三者保守ベンダーとは異なる複数の強みを持っており、高い信頼性と柔軟性を兼ね備えた保守サービスを提供しています。
ブレイヴコンピュータでは、保守対応の要となるコール・コンタクトセンターを自社運用しており、専属のエンジニアが常駐しています。
これは、一次受付から技術的判断、エスカレーションまでを社内で一気通貫で完結できる体制であり、外注対応に比べて以下のような利点があります。
他社ではコールセンターのみ外注だったり、対応スタッフのローテーションが頻繁にあることもありますが、ブレイヴは安定した対応が強みです。
以下のような国内外20社以上の主要メーカー製品に対応しています。
対応機器もサーバーだけでなく、ストレージ・ネットワーク機器・テープ装置までカバーしているため、「メーカーが違うからまとめて依頼できない」といった煩雑さを解消できます。
他社では一部のベンダー・一部の機種しか対応できないこともある中で、マルチベンダー・マルチカテゴリの一括保守が可能な点は大きな優位性です。
保守対応のスピードと品質を支えるのが、「お客様専用保守パーツ」の事前確保です。
この仕組みにより、障害時の初動を早め、対応品質を安定化させています。
通常、第三者保守では共用パーツを倉庫から手配することが一般的ですが、ブレイヴでは一社ごとの専用在庫管理にこだわっています。
ブレイヴコンピュータは、日本全国に9つのテクニカルセンター(東京、大阪、名古屋、福岡、札幌、仙台、広島、金沢、松山)を構えています。
この保守拠点網により。
一部の第三者保守業者では都市部以外の対応が遅れることもありますが、47都道府県すべてに対応している点でも信頼性が高いです。
契約実績:700社以上、72,000台超の契約台数(2024年5月時点)
「実績のあるベンダーに任せたい」「他社で断られた機種を保守してほしい」といったニーズにも応える体制が整っています。
ブレイヴコンピュータは、つなぎ保守以外にも以下のような周辺支援サービスを持っており、単なる“修理対応”にとどまらない総合的なITサポートが可能です。
保守に限らず、「既存インフラの最適化」「セキュリティ面の配慮」「リプレースまでの運用支援」までトータルで相談可能な体制が整っています。
メーカー保守(OEM保守)が終了してしまった機器でも、業務上すぐに入れ替えることができないケースは少なくありません。
例えば、「業務システムが当該サーバー上でしか動作しない」「長期的なデータ保存のため一部のストレージだけ継続使用したい」といった事情から、機器の継続利用を希望する企業には、つなぎ保守が適しています。
ブレイヴコンピュータは、保守終了後もハードウェア部品を独自に確保・検品し、安心して機器を延命利用できる環境を整えます。
新システムの導入・切り替えまでにタイムラグが発生する場合、現行システムの継続稼働を保守で支える必要があります。
「次期システムは導入決定済だが、納品までに半年以上かかる」など、機器の保守切れによるリスクを一時的に埋める手段として、つなぎ保守が有効です。
特に自治体・金融機関・医療機関など、業務停止リスクが致命的な業種において重要性が高い保守方法です。
予算上の制約により、すぐに新しい機器を調達・更新できない企業にとって、つなぎ保守は「買い替えを先延ばしする合理的手段」となります。
数年単位で保守契約を結ぶことで、今ある資産を最大限活かしながら計画的に次期機器更新を行うことが可能になります。
システム構成が複雑で、NEC・富士通・HP・DELLなど複数メーカーのサーバーやストレージが混在している場合、メーカーごとに保守窓口が異なると、管理が煩雑になります。
ブレイヴコンピュータのつなぎ保守では、マルチベンダー対応が可能なため、保守の窓口を一本化でき、障害時の対応も迅速かつ一貫性のあるものとなります。
「来年度のシステム再構築にあわせて廃棄予定だが、それまでは使い続けなければならない」というような状況でも、つなぎ保守は柔軟に対応します。
保守対象の機器が古い場合でも、他のユーザーから回収された同機種から部品を再利用することで、実現困難とされる保守も提供可能なケースがあります。
ブレイヴコンピュータのつなぎ保守サービスは幅広い機種に対応していますが、以下のような制限や留意事項があります。事前に確認することで、より安心して導入できるでしょう。
ハードウェアの保守が主対象であり、OS(例:Windows Server、Linuxなど)やミドルウェア、業務アプリケーションのバグ対応・トラブルシューティングは保守対象外です。
OSのパッチ適用や設定変更に関する支援が必要な場合は、別途運用支援サービスとの併用を検討する必要があります。
バッテリー、トナー、プリンタの感光体など、一部の消耗品については供給が難しいケースがあります。
特にメーカーが完全に製造・流通を終了している部品については、対応可否が調達状況に依存します。契約前に相談・在庫確認を行うことが推奨されます。
保守対象として登録できる機器は、基本的に国内で流通していたモデルに限られます。
また、機器の状態(故障・部品欠品・改造済みなど)によっては、対象外となる場合があります。特に10年以上経過している機器や、一部のエンタープライズ向け特殊モデルについては、事前の技術確認が必要です。
全国対応ではあるものの、一部離島や山間部などは、最短リードタイムの対象外となる場合があります。
その場合、対応可能時間帯や訪問頻度に調整が必要となることもあるため、詳細は事前のヒアリングで確認を行う必要があります。
保険代理業での事例。メーカー保守の終了時期を勘違いしていて、大至急サーバーの保守を確保しなければならない、しかも安価で依頼するという課題が発生しました。ブレイヴコンピュータのつなぎ保守を契約して、はじめは不安だったというクライアントも、実際のオンサイト保守サービスを見て安心したとのこと。メンテナンスは毎回想定より早く作業が終了し、信頼できる報告を提供しているので、安心感を感じたとコメントしています。
※参照元:ブレイヴコンピュータ
総合病院のラックサーバーの保守に関する事例です。
別のクライアントから紹介されたものの、保守対象のサーバーは発売から10年が経過していて、既存ベンダーは保守が不可能。第三者保守ベンダーでも難しい、という困難な状況。しかしブレイヴコンピュータのスタッフが話を詳しく聞くと、クライアント病院内で同じ機種を廃棄する予定が発覚。このサーバーを引き取り、保守部材として再生することで、このサーバーの保守サービスが提供できることになりました。
※参照元:ブレイヴコンピュータ
15分ごとにログを収集し、エンジニアが6時間ごとにクライアントのサーバーを遠隔手動監視する「見守り保守」を提供しています。つなぎ保守の契約がある場合は、必要に応じてオンサイト保守に駆けつけてくれるので、障害時にも素早い対応が望める心強いサービスです。
また、故障時の修理だけスポットで利用できる「パーコール保守」にも対応。つなぎ保守を利用していなくても、システム障害時にはブレイヴコンピュータに相談することができます。
つなぎ保守オプションサービスとして、定期点検とHDD返却不要サービスを提供しています。6ヶ月ごとに1度、カスタマ・エンジニアが訪問し、契約対象機器を点検。トラブル発生の予兆として起きやすい異音のチェックをはじめ、ログの確認やサーバー内の掃除もしてくれます。
HDD返却不要サービスは無償でオンサイト保守時に交換した故障パーツを引き取る際、記録媒体類を顧客側でそのまま保管できるサービスです。
導入・構築、CRUサポート、サーバー移設のサポートを行ってくれます。機器の導入や構築は、専門知識がないと困難な場合も少なくありません。ブレイヴコンピュータでは、設計書に従ってオプションパーツの組み込みからOSのインストールまで対応できます。
人手が必要な、搬入と設置作業も行ってくれるのです。CRUサポートは、メーカー保守契約を結んでおり、部品供給契約を結んでいれば交換作業を代行。また、サーバー移設もサポート。データセンター間でのデータ移設、新しいサーバルームまで機器を運ぶなどのサポートを行います。
その他の事業として、パーツの販売も行っています。古い機器の場合、メーカーが製造終了しているパーツだと簡単に手に入れられません。インターネットを駆使して自力で探すとしても、ノウハウがないと時間をただ浪費するだけになりかねません。 ブレイヴコンピュータなら、国内外の市場から調達可能。バッテリーやトナーのような消耗品の調達は困難ですが、サーバーやPCパーツなどは対応可能です。見つからないからと代用品を使っている機器に関しても部品が見つかる可能性があります。
会社名 | ブレイヴコンピュータ |
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主な事業内容 | 第三者保守 |
対応可能な機器メーカー | 富士通/NEC/DELL/HPE/IBM(Lenovo)/Oracle(Sun Microsystems)/日立/Cisco/Brocade/NetApp/Fortinet/EMC/東芝/Juniper/アライドテレシス/A10 Networks/f5/Radware(Alteon)/ストラタス/Extreme/シュナイダーエレクトリック(APC) |
設立年 | 2011年 |
実績に 関する表記 | 700社以上の企業様・72,000台超の契約実績(※1) |
対応地域 ・拠点 | 47都道府県対応(※2) |
※1 2024年5月14日調査時点 公式サイトより https://www.brave-com.jp/tsunagi/detail/
※2 公式サイトより https://www.brave-com.jp/
保守の種別やパーツのストックが豊富な会社をチェックして、自社の目的に合う会社を選びたい方は、ぜひ以下のページをご覧ください。
保守の種別やパーツのストックが豊富な
第三者保守サービスの会社3選
第三者保守や延命保守を活用すべきシーンがどのようなものなのか具体的に知りたい方は、以下のページもチェックしてみてください。
全国に対応する第三者保守会社の中で、保守の種類が2種類以上あり、パーツのストックが10,000点以上の会社を選定。その中でも「障害時のスピード」「実績」「品質」というポイントで、おすすめの3社ピックアップしました。
引用元:ブレイヴコンピュータ公式HP
https://www.brave-com.jp/
引用元:データライブ公式HP
https://www.datalive.co.jp/
引用元:ネットワンネクスト公式HP
https://www.netone-next.co.jp/service/maintenance/
【選定条件】
2024年2月29日時点、Googleで「第三者保守サービス」と検索して表示された公式HPのうち、第三者保守サービスを行っている25社を調査。「全国対応」「パーツ備蓄量が10,000点以上」「保守の種別が2種類以上」の会社のうち、以下の理由から3社を選定しました。
さらに、以下の理由から3社を選定しました。
ブレイヴコンピュータ:全国の主要都市にある拠点に、顧客の専用保守パーツをストックし、最速オンサイト保守時間を実現
データライブ:第三者保守の対応実績が最も多い
ネットワンネクスト:ハイエンド機器や大型設備機器の第三者保守に加えて、再生品の販売(ECサイト)やレンタルなど網羅的にサービスを提供
※最速2時間の対象:東京23区、平日8時から20時。対象機器:富士通PRIMERGY/ETERNUS