第三者保守を利用する事により、企業側は時間や手間を省ける反面様々なリスクを背負うことになります。企業側が負うリスクとして以下の4点が挙げられます。
長期的視点で保守サービスを利用することを前提にするのであれば、特に第三者保守ベンダーが企業として今後も存続し続けていけるかは重要なポイント。
もし第三者保守ベンダーの経営状況がうまくいっていなければ、M&Aやデフォルト等により保守サービスの内容が変更・中止される等の事業継続性に関するリスクについても考慮する必要があるためです。
だからこそ、第三者保守の契約内容や保守期間を確認したうえで、自社に合ったベンダーを選ぶ必要があります。
メーカーサポート終了後や、コスト削減などの理由で第三者保守ベンダーを利用する際には、必ずと言っていいほどリスクが発生します。セキュリティ、コンプライアンスやガバナンスなど、第三者保守を活用するためには専門的な知識が必要です。
しかし、安易な理由で第三者保守のベンダーを選ぶと、契約違反や倒産によるサービス終了などのリスクが高まります。そこで、利用を検討している会社が信用できるかどうか、あらかじめ質問事項をまとめておき担当者に質問することが大切です。すんなり答えられたり、専門知識を持った担当者であればリスクは回避しやすくなります。
自社で導入しているシステムやサーバーが安定稼働し、更新や点検が少なければ第三者保守サービスに移行した後もリスクを軽減できる可能性があります。例えば、スナック菓子などを製造・販売しているカルビー株式会社は、SAP ERPというドイツSAP社が販売する市場シェア1位のERPシステムを導入。
システムの標準機能を中心に導入していたことが、第三者保守サポートへの移行が可能と判断したポイントとのこと。SAP ERPの標準機能をフル活用することで、アドオン(追加開発)ソフトを100本程度と導入前よりもかなり少なく抑えることが可能となりました。
カルビー株式会社の情報システム本部長は、「標準機能を中心に導入したからこそ、システムの安定稼働が可能になり、第三者サポートに移行後のリスクも回避できると考えた。また、アドオンソフトが少ないことが、システムの安定稼働につながっている。」と話しています。
参考:日経XTECH(https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/02224/?P=2)
第三者保守サービスへの移行にはメリットもありますが多くのリスクも発生します。リスクがあるなら第三者保守サービスを利用しないほうが良いと思ってしまいがちですが、メーカ保守は必ず終了するときが来ますし、保守サービスがない状態で運用し、万が一の時に対応が出来ないとなれば損失が大きくなるばかりです。
リスクが発生することを前提として、リスクを負わない為にどのような対応策があるか、あらかじめリスクを少なくするためにどの保守ベンダーと契約すべきかを考えましょう。各社の条件をしっかりと検討しながらサービスを利用することが大切です。
全国に対応する第三者保守会社の中で、保守の種類が2種類以上あり、パーツのストックが10,000点以上の会社を選定。その中でも「障害時のスピード」「実績」「品質」というポイントで、おすすめの3社ピックアップしました。

引用元:ブレイヴコンピュータ公式HP
https://www.brave-com.jp/

引用元:データライブ公式HP
https://www.datalive.co.jp/

引用元:ネットワンネクスト公式HP
https://www.netone-next.co.jp/service/maintenance/
【選定条件】
2024年2月29日時点、Googleで「第三者保守サービス」と検索して表示された公式HPのうち、第三者保守サービスを行っている25社を調査。「全国対応」「パーツ備蓄量が10,000点以上」「保守の種別が2種類以上」の会社のうち、以下の理由から3社を選定しました。
さらに、以下の理由から3社を選定しました。
ブレイヴコンピュータ:全国の主要都市にある拠点に、顧客の専用保守パーツをストックし、最速オンサイト保守時間を実現
データライブ:第三者保守の対応実績が最も多い
ネットワンネクスト:ハイエンド機器や大型設備機器の第三者保守に加えて、再生品の販売(ECサイト)やレンタルなど網羅的にサービスを提供
※最速2時間の対象:東京23区、平日8時から20時。対象機器:富士通PRIMERGY/ETERNUS