第三者保守サービス専用ポータル「Keep-IT」 » 第三者保守とは » 第三者保守市場の現状

第三者保守市場の現状

国内における保守サービス市場で未だ5%にも達していない

IT投資の分野における予算の70%を占めているとされるシステムの運用・維持・管理費の削減を実現させる第三者保守サービス。

IT大国・アメリカでは2017年の時点で大企業の約75%がすでに活用しているといわれており、とある調査報告書によると世界のエンタープライズソフトウェアの第三者保守サポート市場は、2019年の3億5,100万ドルから、2023年までに10億5,000万ドルへ拡大すると予測しています。

では日本における第三者保守サービスの市場規模はというと、国内におけるサーバなどICT機器の稼働台数は約600万台といわれており、保守サービス市場で見るとおよそ5,000億円。

そのうち第三者保守サービスの市場は2016年度で86億円、2020年度は112億円程度とされており、着実に成長していながらも未だ5%にも満たないのが実情です。

そのため、アメリカなど海外での第三者保守サービスの利用状況から予測すると、今後国内での需要の高まりに応じてさらに成長が期待できる市場といえるでしょう。

※参照元:ZDNet Japan

第三者保守の市場が伸びた要因

第三者保守サービスが成長を続けている要因としては、コスト削減を目的として利用している企業はもちろんのこと、ハードウェア保守業務をより柔軟に対応できる第三者保守サービス事業者に一本化して任せられる点や、そもそも保守を担うエンジニアが不足している点にあると考えられます。

また、近年ではITサービス事業者が開発・運用・保守といった工程毎の専門特化を進めており、保守の分野を実績のある第三者保守サービス業者に委託するという流れも今後より加速していくものと思われます。

なお、第三者保守サービスにおけるEOSL(End of Service Life)サービスも堅調。

メーカー保守期間終了後のITシステムの入れ替えが不要というメリットや、リプレースまでハードウェアを延長利用するための保守、さらに環境問題に関連してまだ使えるハードウェアを廃棄するのはもったいないという考え方も広がりを見せており、大手企業を中心に第三者保守サービスの利用が増えてきていることも要因の一つといえます。

第三者保守の市場の今後

今後益々需要が高まるとされる第三者保守サービスですが、マイナス要因がないわけではありません。

その一つが「クラウド化」です。サーバーやソフトウェアなどの自社運用、いわゆるオンプレミスからクラウド化が進んだ場合、第三者保守サービスの需要は減っていくと考えられます。

ただし、現状自社運用を行なっているITシステムは多く、急激なクラウド化による需要の落ち込みは考えにくいといえます。

なお、2019年に行われた「第三者保守の利用・検討状況」に関する調査によると、約180社のうち、過半数が利用または検討経験があると回答。

約15%はすでに利用中、4.5%が利用に向けて準備中、約30%が検討中という結果が出ており、国内における第三者保守サービスの浸透・需要の高まりは今後も続いていくものと予想されます。

ITコスト削減の新常識
第三者保守サービス活用法

注目!第三者保守の専門業者一覧を見る
保守の種類やパーツのストックが豊富な
第三者保守サービス3選

全国に対応する第三者保守会社の中で、保守の種類が2種類以上あり、パーツのストックが10,000点以上の会社を選定。その中でも「障害時のスピード」「実績」「品質」というポイントで、おすすめの3社ピックアップしました。

最寄りの拠点から
自社エンジニアが駆付け
スピード
重視して会社を選ぶなら
ブレイヴコンピュータ
フィールドワン

引用元:ブレイヴコンピュータ公式HP
https://www.brave-com.jp/

注目ポイント
  • お客様の最寄りの拠点に契約顧客ごとの専用パーツを常時ストック。東京23区なら最速2時間、そのほかエリアも最短4時間でオンサイト保守(※)が可能
  • 24時間365日自社エンジニアがスタンバイ。パートナーを経由しないため、障害状況をしっかり把握したエンジニアによる素早い対応が実現
保守の種類
  • オンサイト保守
  • センドバック保守
  • スポット保守
全国2,000社10万台
をサポート
実績を重視して
会社を選ぶなら
データライブ
データライブ

引用元:データライブ公式HP
https://www.datalive.co.jp/

注目ポイント
  • 金融・通信・電力・公共などの社会インフラ企業を含む、全国2,000社10万台以上(※)の実績で、IT機器の長期稼働を支援
  • 社会インフラ企業の支援のため、自社工場内でパーツを修理・整備し、全量で品質検査&情報保管。保守手順の確立や障害対応専門の部門の保持など、保守品質全体の向上にも貢献
保守の種類
  • オンサイト保守
  • センドバック保守
    (パーツ保守)
ハイエンド機器・
大規模環境にも精通
品質を重視して
会社を選ぶなら
ネットワンネクスト
ネットワンネクスト

引用元:ネットワンネクスト公式HP
https://www.netone-next.co.jp/service/maintenance/

注目ポイント
  • ハイエンド機器や大規模環境にも対応可能な第三者保守のほかに、レンタルやECサイトを活用した中古再生品の販売まで、網羅的なサービスを提供
  • 保管している部材は明確な受入・出荷基準により検査し、良品と確認されたもののみを取り扱い。メーカーと遜色ない品質を担保
保守の種類
  • オンサイト保守
  • センドバック保守

【選定条件】

2024年2月29日時点、Googleで「第三者保守サービス」と検索して表示された公式HPのうち、第三者保守サービスを行っている25社を調査。「全国対応」「パーツ備蓄量が10,000点以上」「保守の種別が2種類以上」の会社のうち、以下の理由から3社を選定しました。

さらに、以下の理由から3社を選定しました。

ブレイヴコンピュータ:全国の主要都市にある拠点に、顧客の専用保守パーツをストックし、最速オンサイト保守時間を実現

データライブ:第三者保守の対応実績が最も多い

ネットワンネクスト:ハイエンド機器や大型設備機器の第三者保守に加えて、再生品の販売(ECサイト)やレンタルなど網羅的にサービスを提供

※最速2時間の対象:東京23区、平日8時から20時。対象機器:富士通PRIMERGY/ETERNUS