エンタープライズ製品の保守およびキッティングサービスを中心とした事業を展開しているグリットアーツ。ここでは、グリットアーツの第三者保守サービスの特徴や事例を紹介します。
会社名 | 株式会社グリットアーツ |
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主な事業内容 | 第三者保守、キッティングサービス、PUDUロボット保守サービスなど |
対応可能な機器メーカー | Dell/HP/Super Micro/ Gigabyte/Wiwynn,/Tyan/Huawei/Inspurなどの国内外の主要メーカー |
設立年 | 2017年 |
実績に 関する表記 | 記載なし |
対応地域 ・拠点 | 全国(離島は要相談) |
2017年に創立したグリットアーツ。優れた技術力や開発力を持つ海外メーカーと日本企業の架け橋になることを目標としており、第三者保守事業では国内の主要メーカーはもちろん、台湾や中国のメーカーにも対応しています。
第三者保守の会社を選ぶ際は、保守の種別やパーツの備蓄量に注目するのがポイント。保守の種別には「オンサイト保守」「センドバック保守」「スポット保守」など複数の種類があり、自社が求めるサービスに対応しているかどうかの確認が必要となるからです。また、パーツの備蓄量が多いほど幅広いメーカーや製品に対応していることが予想でき、柔軟な対応が期待できます。
保守の種別やパーツのストックが豊富な会社をチェックして、自社の目的に合う会社を選びたい方は、ぜひ以下のページをご覧ください。
保守の種別やパーツのストックが豊富な
第三者保守サービスの会社3選
グリットアーツでは、さまざまなサーバ保守状況に対応できるように幅広い第三者保守サービスを展開しています。メーカー保守切れ製品を対象とした「EOSL延伸保守サービス」をはじめ、保守窓口を一本化する「複数ベンダ・まるっと一括保守」、ICT機器の保守を代行する「保守委託サービス」、定期契約が不要な「スポット保守」があり、自社に合った第三者保守を選択することが可能。オンライン個別相談会も受け付けているため、自社のサーバ保守状況に適したサービスを提案してもらえます。
グリットアーツでは豊富な保守メニューを用意し、運用に合わせて適切な第三者保守を提供できるようにしています。保守メニューには障害が発生した機器をグリットアーツに送って修理や代替品との交換を受けられる「センドバック保守」、グリットアーツのエンジニアが機器設置場所に行って修理や部品交換に対応する「オンサイト保守」、配送業者が故障機器を預かってグリットアーツで修理する「ピックアップ保守」などがあり。オンサイト保守では全国にサービス拠点を設けているため、全国からの依頼に対応しています(離島は要相談)。
顧客の運用や要望に合わせて保守内容をカスタマイズできる、カスタムメイド保守に対応しています。各サーバで保守レベルを変えたり、オンサイト対応時間を指定したり、特定のパーツだけ保守メニューを別のものにしたりなど、柔軟な対応が可能。また、廃棄予定のサーバを買い取って、運用を継続する同一モデルサーバの保守に問題のないパーツを流用するといったこともできます。
導入しているソフトウェアが高額なことから、生産終了しているDELLサーバ30台はリプレースせずに可能な限り延伸したい、とグリットアーツに持ち込まれた事例。国内では入手不可能なモデルを海外から調達できるネットワークを持っていたため、グリットアーツへの保守委託に至りました。
※参照元:グリットアーツ
ODMメーカーの第三者保守の実績や豊富なメニューが評価され、台湾サーバーメーカーから第三者保守を委託された事例。オンサイト先でのマザーボード交換やFWのアップデートなど柔軟性の高いサポートにより、顧客のGPUサーバの大幅な売上アップに貢献しています。
※参照元:グリットアーツ
グリットアーツでは第三者保守のほかに、キッティングサービスやデータ消去などのソリューションを提供しています。
キッティングサービスとはIT機器の導入にあたって、ハードウェア構成の変更やドライバ・アプリケーションのインストールなどを代行するサービスのこと。グリットアーツのキッティングサービスでは、サーバやストレージなどのエンタープライズ製品の導入時のセットアップから設置作業まで対応。ハードウェアの組立ておよび組み換え、エージング試験、各種設定、ソフトウェアなど豊富なメニューから希望する作業を選択することが可能です。
200坪の広さを持つキッティングセンターには、一般的なオフィス電力の40倍相当にあたる1600A(200V)の電源設備あり。大量のサーバ台数でも短期間で納品できるほか、自社設備だからこその低価格でのサービス提供を可能にしています。
グリットアーツではHDD/SSDを対象としたデータ消去サービスを展開しており、アメリカの政府・官公庁・軍関係も使用するデータ消去装置を導入。アメリカの国防総省の認定基準に該当するデータ消去能力を持ち(※1)、高品質のデータ消去を実現しています。
HDD/SSD内のデータのほとんどが機微情報だからこそ、安心して預けてもらえるようにグリットアーツでは情報セキュリティの管理方法に関する国際規格のISO27001を取得。また、累計22,000台のサーバ保守(※2)で培われた高い技術力とノウハウを生かし、顧客のニーズに合ったデータ消去を提案しています。
※1 参照元:グリットアーツ
※2 参照元:グリットアーツ
第三者保守や延命保守を活用すべきシーンがどのようなものなのか具体的に知りたい方は、以下のページもチェックしてみてください。
全国に対応する第三者保守会社の中で、保守の種類が2種類以上あり、パーツのストックが10,000点以上の会社を選定。その中でも「障害時のスピード」「実績」「品質」というポイントで、おすすめの3社ピックアップしました。
引用元:ブレイヴコンピュータ公式HP
https://www.brave-com.jp/
引用元:データライブ公式HP
https://www.datalive.co.jp/
引用元:ネットワンネクスト公式HP
https://www.netone-next.co.jp/service/maintenance/
【選定条件】
2024年2月29日時点、Googleで「第三者保守サービス」と検索して表示された公式HPのうち、第三者保守サービスを行っている25社を調査。「全国対応」「パーツ備蓄量が10,000点以上」「保守の種別が2種類以上」の会社のうち、以下の理由から3社を選定しました。
さらに、以下の理由から3社を選定しました。
ブレイヴコンピュータ:全国の主要都市にある拠点に、顧客の専用保守パーツをストックし、最速オンサイト保守時間を実現
データライブ:第三者保守の対応実績が最も多い
ネットワンネクスト:ハイエンド機器や大型設備機器の第三者保守に加えて、再生品の販売(ECサイト)やレンタルなど網羅的にサービスを提供
※最速2時間の対象:東京23区、平日8時から20時。対象機器:富士通PRIMERGY/ETERNUS