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オンサイト保守・センドバック保守の違い

オンサイト保守とは

オンサイト保守とは、コンピューター機器やシステムが置かれている現地を直接訪問して、種々の作業を行う保守形態の一つです。システム障害など不具合が発生した場合、担当の技術者がすぐ現場に派遣され、迅速に対応します。サーバーやシステムなど使用機器が複数のメーカーによって構成されており、メンテナンスが煩雑な場合に適したサービスです。

 

オンサイト保守は、企業によって現着までの最短期間が当日や2日以内など異なることがあるので確認が必要です。下記は当日オンサイト保守に対応する企業です。オンサイト保守が気になる方は、参考にしてください。

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第三者保守サービス「つなぎ保守」を提供するブレイヴコンピュータ。24時間365日エンジニアとつながる「障害受付ダイヤル」や最短2時間目標でのオンサイト保守が可能です。センドバック保守はPCのみ対応しています。

オンサイト保守のメリット

オンサイト保守のメリットは、ユーザーにとって安心感が得られやすいことです。オンサイト保守では、技術者が現地を直接訪問して目の前で修理を行うほか、復旧後の注意点なども担当者から直接教えてもらうことができます。ダイレクトに対応してもらえるという点は、安心感につながりやすいのです。

 

オンサイト保守のデメリット

オンサイト保守は便利なサービスですが、メンテナンス費用やメンテナンス品質、全体のサービスクオリティは業者によって違いがあります。委託する業者を間違えると、質の高いサービスが受けられなくなる可能性があるので、しっかりとしたノウハウを持ち、適正価格でサービスを提供している業者を選ばなければなりません。

 

オフサイト保守とは

「オフサイト」とはオンサイトの対義語に当たる用語であり、システムの不具合について現地訪問・現地対応してもらえる「オンサイト保守」に対して、「オフサイト保守」では離れた環境(遠隔地)からメールや電話、ウェブ通話システムなどを使ってリモート対応で保守サポートを行ってもらいます。

そのため、サポートセンターやカスタマーセンターといった窓口へ問い合わせて対応してもらう「センドバック保守」は、オフサイト保守に含まれていると考えられます。

センドバック保守とは

センドバック保守とは、故障した機器や製品をメーカー等のカスタマーセンターや窓口に発送し、修理・交換を依頼することができる保守サービスです。故障機器が復旧するまでの間は、メーカーが送ってくれた代替品によって対応します。このメーカーが代替品を事前に発送してくれるサービスのことを『先出センドバック』と言います。故障機器が置かれている現地を訪問するオンサイト保守とは対照的に、センドバック保守では、ユーザーが故障機器をメーカーに発送するのが特徴です。

 

センドバック保守のメリット

センドバック保守のメリットは、保守サービスの形態が『先出センドバック保守』だった場合、利用者が故障機器を発送する前に代替品を送ってもらえるため、コンピューターやネットワークが機器が使用できない期間が生じないことです。

 

センドバック保守のデメリット

センドバック保守のデメリットは、保守サービスの形態が『後出センドバック保守』だった場合、利用者が故障機器を発送してから業者による修理・交換が行われるため、コンピューターやネットワーク機器を使えない期間が生じてしまうことです。同じセンドバック保守でも、“先出”か“後出”かによって大きな違いがあることが分かります。

 

オンサイト保守とセンドバック保守の使い分け

オンサイト保守とセンドバック保守を「費用」で比較した場合、一般的にはオンサイト保守の方が費用は高くなる傾向にあります。なぜなら、オンサイト保守では部品交換代金に加えて、技術料や出張費用もかかるからです。よって、機器に生じた故障やトラブルが緊急を要するものでない場合はセンドバック保守を、逆に緊急を要する場合はオンサイト保守を依頼する、という使い分けができるでしょう。

 

オンサイト保守・センドバック保守を依頼する際の注意点

 

オンサイト保守・センドバック保守に共通して言えることですが、依頼する際の注意点は委託業者を慎重に選ぶということです。費用はもちろん、作業クオリティや対応力などは業者によって違いがあり、どこを選んでも同じ成果が得られるとは限りません。会社の運営歴や信頼性をはじめ、ノウハウや実績、深夜・土日・休日も依頼できるなど各種の対応力を含めて、安心してメンテナンスを委託できる業者を選びましょう。

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  • オンサイト保守
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  • 金融・通信・電力・公共などの社会インフラ企業を含む、全国2,000社10万台以上(※)の実績で、IT機器の長期稼働を支援
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保守の種類
  • オンサイト保守
  • センドバック保守
    (パーツ保守)
ハイエンド機器・
大規模環境にも精通
品質を重視して
会社を選ぶなら
ネットワンネクスト
ネットワンネクスト

引用元:ネットワンネクスト公式HP
https://www.netone-next.co.jp/service/maintenance/

注目ポイント
  • ハイエンド機器や大規模環境にも対応可能な第三者保守のほかに、レンタルやECサイトを活用した中古再生品の販売まで、網羅的なサービスを提供
  • 保管している部材は明確な受入・出荷基準により検査し、良品と確認されたもののみを取り扱い。メーカーと遜色ない品質を担保
保守の種類
  • オンサイト保守
  • センドバック保守

【選定条件】

2024年2月29日時点、Googleで「第三者保守サービス」と検索して表示された公式HPのうち、第三者保守サービスを行っている25社を調査。「全国対応」「パーツ備蓄量が10,000点以上」「保守の種別が2種類以上」の会社のうち、以下の理由から3社を選定しました。

さらに、以下の理由から3社を選定しました。

ブレイヴコンピュータ:全国の主要都市にある拠点に、顧客の専用保守パーツをストックし、最速オンサイト保守時間を実現

データライブ:第三者保守の対応実績が最も多い

ネットワンネクスト:ハイエンド機器や大型設備機器の第三者保守に加えて、再生品の販売(ECサイト)やレンタルなど網羅的にサービスを提供

※最速2時間の対象:東京23区、平日8時から20時。対象機器:富士通PRIMERGY/ETERNUS